Learn-and-Earn ビジネスモデル

「Learn-and-Earn」の収益は誰が支払うのでしょうか?

簡単に言ってしまうと、投資の少ない学習者が、より熱心に学習しているユーザーに支払うことになります。

スポーツジムのメンバーシップに置き換えてみましょう。多くの人がメンバーシップを購入しますが、ほとんどの人はジムに通わなくなってしまいます。あまりジムに通わないメンバーは、会費をジム所有者の収入にそのまま貢献しているということになります。

あなたが、収入よりも社会の身体的健康を最大に求めるスポーツジムのオーナーだったとしましょう。より多くの人に運動させる方法の 1 つとして、定期的にトレーニングするメンバーにあなたが金銭的リワードを与えることが挙げられます。一貫して勤勉にトレーニングするメンバーは、健康上のメリットを得ながら会費を取り戻し、その過程をもっと楽しむことができます。

これが、オンライン教育の分野における LetMeSpeak の仕組みそのものです。より優れた英語をを話せるようにすることで、各自の潜在能力を最大化するお手伝いをしたいと考えています。

語学学習への適用方法

LetMeSpeak の中核を成す「Learn-and-Earn」モデルの構想を簡単に説明します。

ある英語スクールが、生徒に対してセッションごとにお金を与えるオファーを提供しているとしましょう。

語学スクールはいくつかのルールを決めました。生徒は、300 ドルの前金を払い、以降60 日間、1 日 1 時間のセッションを完了するたびに、10 ドルが支払われます。全 60 セッションを完了した生徒は 600 ドルを稼ぐことになります。

語学スクールは、生徒の性格は様々で、意欲を継続して維持できる人は誰もいないことを知っています。前金を支払ってから 2 日間は通学した後は、出席しなくなってしまう生徒もいます。生徒の大半が全セッションの 50% にも到達することもないでしょうが、中には、ほぼすべてのセッションを完了する生徒もいるでしょう。このアプローチでは、勤勉な生徒に、教育とお金の両方を得られるという特別な機会が与えられます。

勤勉さに欠ける学習者は、支払いが収益以上になり、その差分がより勤勉な学習者に再分配されるという仕組みです。このアプローチは、学習者の意欲をさらにかき立て、学習結果を促進し、語学スクールにその強みと言える長所とユニークな価値提案を生み出しています。

語学スクールは、初回料金、パッケージとセッションの期間、セッション修了ごとのリワードの適切なバランスを見出し、このアプローチが新しい生徒にとって魅力的でありながら、あらゆる規模でビジネスの観点から持続可能となるようにする必要があります。

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